岡山市の産婦人科・婦人科は山下クリニック

産婦人科

山下クリニックの産婦人科・婦人科診療

岡山市北区楢津の山下クリニックでは昭和63年の開業以来、産婦人科の診療を30年以上行ってまいりました。現在は分娩(出産)は終了して婦人科疾患・妊婦検診などを診療しています。担当医で院長の山下浩一は産婦人科・婦人科の診療実績は40年を超え、日本産科婦人科学会「産婦人科専門医」です。
婦人科疾患でお困りな方や妊婦検診をご希望の方は、お電話もしくはWeb予約から受診をご予約ください。ご来院をお待ちしております。

山下クリニックの産婦人科・婦人科診療

妊婦検診

妊婦健診では妊娠が分かった後に、妊婦さんや胎児のための健康管理を目的に定期的な検診を行います。

山下クリニックでは妊婦検診で使用する超音波画像診断装置にプレミアム超音波画像診断装置「Voluson E10」を導入しています。
この「Voluson E10」は、GEヘルスケア・ジャパンの超音波画像診断装置「Voluson」シリーズの最上位機種にあたり、より精度の高い診断を行うことができます。なかでも4Dエコーを用いた画像診断では、胎児の表情や動きを鮮明に見ることができます。

詳しく見る

カンジダ症(膣カンジダ)

カンジダ症とは、腟の中にいる真菌(かび)のカンジダ菌が増殖して引き起こす感染症です。このカンジダ症は、おりもの・かゆみ等の不快な症状を起こします。

カンジダ症は女性の5人に1人が経験するとされ、女性にとって身近な病気です。

カンジダ症の治療は、治療薬の服薬や余分なカンジタ菌、おりものを洗い流す膣内洗浄を行います。カンジダ菌は、水虫の原因菌などと同じ真菌であるため、治療薬には抗真菌薬を用います。

詳しく見る

不正出血

不正出血とは、生理時以外での膣からの出血のことをいいます。茶色や黒い出血、おりものに血が混ざったような場合も不正出血にあたります。

不正出血は、ホルモンバランスの乱れや炎症によるものの他に子宮頚管ポリープや子宮がんといった腫瘍によるものもあります。

不正出血の治療は原因によって異なります。不正出血の原因が「ホルモンバランスの乱れ」によるものの場合、自然経過で出血が止まることも多いです。そのため、患者さんの状況を見て経過観察もしくは出血量の多い場合は止血剤や女性ホルモンの内服薬を処方します。
一方で原因が炎症である場合は、炎症を引き起こす細菌に有効な抗生剤を処方します。

詳しく見る

月経困難症

月経困難症とは、月経の期間中に起こる病的症状のことをいいます。この月経困難症は器質性月経困難症と、機能性月経困難症に分けられます。

器質性月経困難症は何かしらの病気が原因となって引き起こされるものをいい、その原因としては子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮奇形などがあげられます。

一方で機能性月経困難症は原因となる病気がないものをいいます。月経の血液を排出するために子宮を収縮させる物質であるプロスタグランジンの分泌が多すぎて子宮が収縮しすぎることや、子宮の出口である頸管が狭いことが主な原因です。
ほとんどの月経困難症がこの機能性月経困難症にあたります。

月経困難症の治療では、器質性月経困難症、機能性月経困難症のいずれにおいても、まずプロスタグランジンの産生を抑える鎮痛薬を使用します。また患者さんの状態を考慮した上で、鎮痛薬と合わせて低容量ピルや黄体ホルモン剤、GnRHアゴニストなどの薬剤も使用していきます。

詳しく見る

女性ホルモン外来

女性ホルモンは女性の体にとってなくてはならないものです。
この女性ホルモンですが、女性の身体に大きな影響を及ぼし、その分泌量も年齢や月、日単位で常に変化していきます。その変化に対応しきれないと、生理前の不調、生理痛など不調が出て、日常生活に支障をきたします。

女性ホルモン外来は、女性ホルモンを起因とする症状や疾患に対して、より専門的に治療する外来です。女性ホルモン外来では、思春期(9~18歳)、成年期(18~50歳)、閉経期(50歳前後~)の各年代に合わせた治療を行っています。

詳しく見る

子宮頸がん、子宮体がん、乳がん検診

子宮がんや乳がんは女性特有の病気です。子宮がんには、子宮頸部にできる子宮頸がんと体部にできる子宮体がんの2種類があります。

子宮頸がんの患者さんは、日本全体で年間約1万人見つかります。一番多いのは20歳代で、30歳代、40歳代と続きます。気になる方は、子宮頸がんで行う細胞診検査を受診ください。

子宮体がんの患者さんは日本全体で年間約1.2万人見つかります。50歳代以降が多いのですが、月経以外で出血する場合は検査をお勧めしています。

詳しく見る

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんは年間1万人がかかり、約2,800人が死亡している病気です。この子宮頸がんを予防するには、子宮頸がんワクチンの接種が有効です。
この子宮頸がんワクチンを接種することで、子宮頸がんの発症の70%を予防することが可能です。

子宮頸がんワクチンは、性行為を経験する前の小学校高学年~中学校において接種するのが理想です。
子宮頸がんのワクチンは3回に分けて接種しますが、対象となる方(小学校6年生~高校1年生相当の女子)は3回接種ともに公費補助のため無料で行えます。

山下クリニックでは、子宮頸がんを起こしやすいウイルス2種(16型、18型)と、いぼを起こしやすいウイルス(6型、10型)の4価のワクチンをお勧めしています。

詳しく見る

低用量ピル(OC)、経口避妊薬について

低用量ピルとは、黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)の2種類の女性ホルモンから構成される薬剤です。低用量ピルは経口避妊薬とも呼ばれます。

低用量ピルは毎日一回服用することで避妊の効果が99%以上あり、非常に高い避妊の効果がえられます。
また低用量ピルは避妊の他に月経周期の正常化、生理痛や生理の量の改善などの効果も期待できます。

詳しく見る

緊急避妊について

緊急避妊とは性行為において避妊をしなかった場合や避妊はしたけれども失敗してしまった場合に、性行為後に緊急措置として行う避妊方法です。緊急避妊が必要と判断された際に服薬するのが緊急避妊薬(アフターピル)です。

緊急避妊薬の主な作用は排卵を止めることです。排卵しなければ受精の機会がなくなり、妊娠しないですみます。また仮に排卵・受精したとしても子宮内膜の増殖がおさえられ、受精卵が着床しにくくなります。
この緊急避妊薬は無防備な性行為後72時間以内にできるだけ早く服用することで避妊効果を発揮します。

山下クリニックの緊急避妊の診療では問診後に内診を行い、排卵の有無を確認したうえで医師が必要と判断した場合に緊急避妊薬を処方します。

詳しく見る

感染症について

山下クリニックでは、女性の感染症に関する診療を行っています。帯下(おりもの)、かゆみ、異臭、排尿痛などがありましたら、お早めに受診してご相談ください。

詳しく見る

性感染症について

性交によって感染する病気を性感染症と言います。
この性感染症は、「視診(目で見て観察する)でわかる病気」、「男性に尿道炎(排尿痛)を起こす病気」、「症状が目立ち難い病気」の3つのグループに分かれます。

山下クリニックでは、女性の性感染症の診療を行っています。

詳しく見る

山下クリニック 診療日

診療時間

※祝日は休診です。
●がん免疫細胞療法の治療を希望される患者さんは、お電話にてご相談ください。

Web予約