性感染症について|岡山市北区楢津の山下クリニック

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性感染症について

性交によって感染する病気を性感染症と言います。この性感染症は、大きく3つのグループに分かれます。山下クリニックでは、女性の性感染症の診療を行っています。

1. 視診(目で見て観察する)でわかる病気

1 コンジローム
ウイルス性のイボです。痛みはなく、イボがだんだん広がって大きくなる方が多いです。コンジロームの治療は外科的治療を行います。

2 性器ヘルペス
単純ヘルペスウイルスが、性器に感染しておこる病気です。最初は水泡(水ぶくれ)ができ、つぶれると潰瘍になり非常に痛くなる病気です。性器ヘルペスの治療は内服薬で行います。

2. 男性に尿道炎(排尿痛)を起こす病気。

1 淋病(淋菌(細菌)によっておこる病気)
尿が膿尿になります。女性でも卵巣炎から腹痛になる方もおられます。淋病の治療は薬、主に注射で行います。

2 クラミジア
近年は尿道炎を起こすのに一番多い病気です。女性でも時に卵管炎から肝周囲膿瘍(腹痛を起こします)になる方がおられます。クラミジアの治療は薬、主に内服薬で行います。

3. 症状が目立ち難い病気

1 梅毒
初期には感染箇所にしこりができ、潰瘍となる場合がありますが、気づかない方も多いようです。3か月後、全身に特有の湿疹が現れ、内臓・骨・心血管が侵されます。20年位すると神経梅毒や心血管梅毒になる方もおられます。無治療のまま妊娠すると、流産・死産が起きやすく、無事出産しても赤ちゃんに移ります。梅毒の治療は内服薬で行います。

2 エイズ(HIV感染症)
HIV感染症(エイズ)は、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染することによって発症する病気です。HIVは血液、男性精液、女性膣分泌液にいます。
このHIV感染症は、感染者との性交で主に感染しますが、薬物濫用(注射器の使い回し)等でも感染することがあります。また母子感染もあります。

感染して症状のない潜伏期をHIV感染症と言います。数年~十数年後HIVにより白血球(T細胞)が破壊されると免疫力が低下し、様々な感染症を繰り返します(日和見感染と言います)。HIV感染症は、最終的には神経症状や悪性腫瘍、全身衰弱で死亡に至る病気です。
このHIV感染症の治療は内服治療が主体です。最近においては、薬も進歩しており、数種類の薬で発病を防ぐことが可能になり、HIV感染症(エイズ)で亡くなる方はほとんどおられません。HIV感染症が疑われる方は、早めの検査、治療をお勧めします。

   

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