【糖尿病とめまいの関係】高血糖・低血糖が引き起こす症状とは
岡山県岡山市北区の山下クリニックです。当院では、糖尿病に関する専門的な治療を提供しています。
このようなお悩みや疑問をお持ちではありませんか?
「糖尿病がめまいの原因になることはある?」
「糖尿病の患者はめまいを起こしやすい?」
このようなお悩みや疑問をお持ちの方に向けて、本記事では、糖尿病とめまいの関係について解説します。
糖尿病とは
糖尿病は、膵臓から分泌されるホルモンであるインスリンが十分に働かない、またはインスリンが不足することで、血液中のブドウ糖(血糖)が慢性的に増加する病気です。糖尿病は、その原因によって1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病などに分類されます。
糖尿病による高血糖を放置すると、さまざまな合併症を引き起こすリスクがあります。代表的な合併症としては糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害などが挙げられます。また、高血糖は動脈硬化を促進し、狭心症や心筋梗塞などの心臓疾患、脳梗塞や脳出血などの脳卒中のリスクも高めます。
糖尿病とめまいの関係
めまいは、平衡感覚を司る耳や脳などの器官に異常が生じることで発症することが多いとされています。特に脳に異常がある場合、血流が悪化して脳へ十分な血液が行き渡らなくなることが、めまいの主な原因となります。糖尿病により高血糖状態が続くと、脳への血流が悪化し、めまいの一因となることがあります。
また、高血糖は神経障害を誘発することがあり、自律神経障害が発症すると、立ち上がった際にめまいやふらつきが生じることがあります。さらに、血糖降下薬の使用による低血糖でも、めまいが起こる可能性があります。
【低血糖の症状】
・強い空腹感を覚える
・冷や汗をかく
・体がだるい
・脈が速くなる
・身体がふるえる
・めまいがする
・物が見えにくい、目がかすむ など
このように、糖尿病はめまいの原因となることがあります。糖尿病患者さまにとって、血糖値を適切に管理することは、めまいを予防するためにも重要です。
まとめ
糖尿病による高血糖は、脳への血流の悪化や自律神経障害を引き起こし、めまいの原因となることがあります。また、低血糖によるめまいの可能性もあります。糖尿病患者さまが血糖値を適切に管理することは、めまいの予防においても重要です。
岡山市北区楢津にある山下クリニックでは、糖尿病に関する専門的な治療を行っています。糖尿病でお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。