ブログ
高尿酸血症

【痛風の治し方】原因や治療法を解説!岡山市山下クリニック

regularmedicalexamination

岡山県岡山市北区の山下クリニックです。当院では、地域のかかりつけ医として内科疾患全般を診療しており、痛風の治療も行っています。
このようなお悩みや疑問をお持ちではありませんか?


「痛風を発症した際には、どのような治療が行われるの?」
「痛風発作を避けるための日常生活における注意事項は?」


本記事では、これらの疑問をお持ちの方に向けて、痛風の治療法や、痛風発作を避けるための日常生活の注意事項について解説します。ぜひご参考ください。

痛風の発症と原因

痛風は、尿酸が体の関節内にたまり、それが結晶化して激しい関節炎を引き起こす病気です。痛風を発症すると、足の親指や足関節、膝関節、手関節などの関節が腫れ、激痛に襲われます。

痛風の主な原因は、血液中の過剰な尿酸です。血中の尿酸値が高くなると、尿酸が結晶化して尿酸塩結晶が関節内に蓄積します。この尿酸塩結晶を免疫細胞である白血球が異物と認識し、排除しようと働く過程で炎症が生じます。この炎症が、激しい痛みや腫れを伴う「痛風発作」を引き起こします。

痛風は多くの場合、男性に発症し、特に30~50代の年齢層に多いのが特徴です。一方、女性の場合、女性ホルモンが尿酸を排出する作用を持つため、男性よりも発症頻度が低いとされています。

痛風の症状について

痛風は発作的に起こることから「痛風発作」とも呼ばれ、その典型的な症状は関節に起こる激しい痛みです。この痛みは突然現れ、主に足の親指の付け根付近で起こります。その他にも、かかと、手、足の甲、くるぶし、アキレス腱などに痛みが出ることがあります。

痛風発作による痛みは夜間に発症することが多く、2〜3日程度は歩けないほどの激しい痛みが続きます。その後、痛みは徐々に和らぎ、2週間以内に消失することが一般的です。

痛風の治療

痛風を発症した際の治療は、主に炎症や痛みを抑えることを目的として、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、ステロイド内服薬、コルヒチンなどの薬剤が使用されます。非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は炎症と痛みを軽減し、ステロイド内服薬は強い炎症を抑えるために用いられます。また、コルヒチンは痛風発作の軽減や予防に使用される薬です。

痛風発作による痛みは、時間の経過とともに消失することが多いものの、原因となる高尿酸血症を治療しない限り再発する可能性が高くなります。そのため、痛風の症状が治まった後も、高尿酸血症の治療を継続することが重要です。

痛風の日常生活における注意事項

痛風の原因となる高尿酸血症を改善するには、日常生活の改善が欠かせません。具体的には、以下のような取り組みが推奨されます。


■肥満を解消する
体重を適正範囲に保つことで、高尿酸血症の改善につながります。

■プリン体が多い食事を控える
内臓類、肉類、魚介類などプリン体を多く含む食品の摂取を減らしましょう。

■お酒を控える
特にビールは尿酸値を上げるため、控えることが推奨されます。

■水分をしっかり取る
尿酸を排出するために、十分な水分補給を心がけましょう。


まとめ

山下クリニック

痛風は、血液中の過剰な尿酸が原因で発症し、関節に激しい痛みをもたらす病気です。痛風を発症した際の治療は、主に炎症や痛みを抑えることを目的として行われますが、症状が治まった後には、原因となる高尿酸血症の治療を継続することが重要です。

岡山市北区楢津にある山下クリニックでは、地域のかかりつけ医として内科疾患全般を診療しており、痛風治療も行っています。
痛風や高尿酸血症でリスクが高い方は、お気軽にご相談ください。

山下クリニックの痛風・高尿酸血症の診療に関する詳細はこちら

山下クリニック 診療日

診療時間

※祝日は休診です。
●がん免疫細胞療法の治療を希望される患者さんは、お電話にてご相談ください。

Web予約