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糖尿病

【糖尿病予備軍とは】食事・運動療法の早期治療が重要!

糖尿病の検査機器

岡山県岡山市北区の山下クリニックです。

当院では糖尿病内科を専門とし、患者様に糖尿病に関する専門的な治療を提供しています。

この記事では、「糖尿病予備軍」について特集します。

糖尿病予備軍とは

糖尿病予備軍とは、糖尿病の一歩手前の状態を指します。血液中のブドウ糖(血糖)が慢性的に増加している状態が糖尿病ですが、正常な方と比較すると血糖値が少し高いものの、糖尿病と診断されるまでは至っていない状態です。

糖尿病予備軍は、「境界型糖尿病」とも呼ばれます。

糖尿病予備軍の定義

血糖値を測る代表的な検査として、空腹時血糖値・75g経口ブドウ糖負荷試験・HbA1cの3つがあります。糖尿病予備軍(境界型糖尿病)は、以下2点に当てはまる場合に診断されます。


1.HbA1c が6.5%未満
2.空腹時血糖値が110~125mg/dL、75g経口ブドウ糖負荷後2時間の血糖値が140~199mg/dLのいずれかに当てはまる


100502389_3043533245727215_1753540266834264064_n※上記のグラフの空腹時血糖、75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値に加えてHbA1cも用いる。

上記の要件に該当する糖尿病予備軍の方は、血糖値が正常の方よりも糖尿病を発症する確率が6〜20倍も高いとされます。

糖尿病予備軍を放置すると危険

糖尿病予備群の段階では、目立った自覚症状はありません。そのため、糖尿病予備軍の方の中には、糖尿病ではないから大丈夫と考える人も少なくありません。

しかし、血糖値が高い状態が続くと、全身の血管がダメージを受け、動脈硬化が進みます。動脈硬化が進めば、心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患・脳血管疾患のリスクは高まります。この動脈硬化は糖尿病予備軍の段階から進むといわれています。

また、糖尿病予備軍は糖尿病を発症する確率が非常に高い状態ですので、糖尿病を発症しないためにも早期の介入が重要です。

糖尿病予備軍の治療

糖尿病予備軍の治療は、食事療法や運動療法などの生活習慣の改善が基本です。その中でも食事療法が基本であり、運動療法は食事療法と組み合わせることで、より大きな効果が期待できます。

食事療法においては、年齢や体格、活動量に応じて適正なエネルギー量で、食物繊維を豊富に炭水化物、たんぱく質、脂質をバランスよく、そして多くのビタミンやミネラルなども含んだ食事を1日三食決まった時間にとることが大切です。

運動療法にはレジスタンス運動と有酸素運動があり、併用して行うとより有効といわれています。


■レジスタンス運動
筋肉トレーニングのことでスクワット、ダンベル運動など筋肉に負荷をかけて筋力や持久力を高める運動です。


まとめ

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この記事では、「糖尿病予備軍」について特集しました。

糖尿病予備軍は、糖尿病の一歩手前の状態を指します。動脈硬化は、糖尿病予備軍の段階から進んでいるため、早期の介入が求められます。

食事療法や運動療法など生活習慣の改善を行い、血糖値を正常に保つ取り組みを進めていくことが重要です。

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